TOPICS−2007

更  新  日   更  新  内  容
2008− 3− 4   ★新商品!
  セキスイ 超芯V200 グレー
2008− 2−19   ★臨時ニュース!
  鉄鉱石の値上げを受けて
2008− 2− 1   ★新商品!
  セキスイ フェノバボード
2008− 1− 7   ★ニュース!
  新年の御挨拶
2007−12− 1   ★臨時ニュース!
  ニチアス・東洋ゴム その後
2007−11−20   ★臨時ニュース!
  ニチアス 再試験全て不合格
2007−11−16   ★臨時ニュース!
  建材 耐火偽装 その後1
2007−11− 6   ★臨時ニュース!
  建材 耐火偽装
2007−11− 1   ★ニュース!
  建築確認申請のその後1
2007−10−12   ★臨時ニュース!
  (日経)建材の需要大幅減
2007−10− 1   ★ニュース!
  建築確認申請の大渋滞
2007− 9− 1   ★タカヤマ金属工業
  ワンタッチ排水管レベルバンド
2007− 8− 1   ★在庫しました!
  SUS 忍び返し
2007− 7− 1   ★新商品!
  セキスイ 伸縮ソケット UT60
2007− 6− 1   ★ニュース!
  価格関連
2007− 6− 1   ★ニュース!
  200,000ヒット達成!
2007− 5− 1   ★新色発売!
  セキスイ アルミライン
2007− 4− 2   ★ニュース!
  価格関連
2006− 4− 1
2007− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2006年度
2005− 4− 1
2006− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2005年度
2004− 4− 1
2005− 3− 3
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2004年度
2003− 4− 1
2004− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2003年度
2002− 4− 1
2003− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2002年度
2001− 4− 1
2002− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2001年度
2000− 5− 1
2001− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2000年度

                                                           御意見・御感想はこちらへ・・・   




 2008年 3月 4日
セキスイ 樹脂製雨樋 超芯V200

セキスイよりオール樹脂の雨樋超芯シリーズが上市されました。

2008年3月現在としては、V200グレーのみの品揃えとなっておりますが、
現行のカーボン雨樋の色揃えにとって替わるようになります。

下記の特徴以外においても、
オール樹脂ということで、リサイクル問題や
環境問題においても、有為な商品であると
思われます

ただ、響きとして、PETという響きはペット
ボトルを想像させ安価と思われがちです。
しかし、PET超延伸シートは、国内特許出願
が47種類ある程の、特殊技術であるようです

販売店として希望するのは、こういった
新技術を既存の商品にも反映していくことです
そうすることにより、お客様が最新の技術を
身近で使用でき、みんなが喜ぶ商品となる
でしょう

上へ



 2008年 2月19日
鉄鉱石の値上げを受けて

<毎日新聞 配信 2月19日 AM>

新日本製鉄などが18日、鉄鉱石購入価格の約65%値上げを受け入れ、
販売する鋼材価格の引き上げ交渉に入ることになり、鋼材を使用する自動車や
家電などの価格に波及するかが、今後の焦点となる。自動車・電機各社は
製品への価格転嫁に慎重で鉄鋼メーカーとの交渉には厳しい姿勢で臨む方針だ。
ただ、消費者に価格転嫁しないと、企業側の負担が増し、賃金抑制などに跳ね返る恐れもある。

18日合意したブラジル産に続いて豪州産も65%の値上げで決着すれば、
日本の鉄鋼業界全体では対前年比で約5000億円の負担増になる見通し。
鋼材の平均価格は現在1トン約7万9000円だが、鉄鋼各社は4月以降に
2万円程度引き上げて10万円台にしたい考えだ。

だが、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は18日、「(鋼材価格引き上げを)価格に
転嫁するのは非常に難しい。原価低減の努力をする余地があり、
鉄鋼メーカーとも話し合っていきたい」と語った。

07年の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は25年ぶりの低水準に落ち込んでおり、
ここで値上げすると車離れに拍車をかけかねない。日産自動車も「ガソリン価格も値上がりし、
とても転嫁できる状況ではない」と、鉄鋼メーカー側に応分の負担を求める方針だ。

電機メーカーも量販店での価格競争が厳しく、鋼材を使う冷蔵庫や洗濯機などの製品価格には
おいそれと転嫁できない。「製品の設計段階で小型・軽量化を進める」(三菱電機)と、
コスト削減を進める構えだ。

自動車・電機各社はこれまで原材料費の高騰を部品統合などの原価低減で吸収してきた。
トヨタの07年3月期連結決算は原価低減で営業利益を1000億円押し上げた。
だが、原材料費高騰が長引き、原価低減効果は03年3月期の3分の1に低下し、
コスト削減は難しさを増している。

今春闘でも、経営側は、景気減速懸念に加え、原材料費の高騰も理由に賃上げに
慎重な姿勢を示している。一段のコスト削減は企業収益を圧迫し、
最終的に賃金抑制につながりかねない。

一方、今回の鉄鉱石の値上げが大幅なだけに、メーカーのコスト削減が限界に達すると、
自動車や冷蔵庫・洗濯機といった家電製品の値上げにつながる可能性もある。
食品や日用品での値上げが相次ぐ中、消費者の買い控えを加速し、消費を冷え込ませかねない。

上へ



 2008年 2月 1日
セキスイ フェノバボード

昨今、省エネブームや環境問題への問題提起等により、CMで外断熱の話が出たり、
断熱効果に興味を持たれている方が多いように思われます。

しかし、フロンの件を含め、難点が多い商品でもあります。

そこで、積水化学工業が下記の高性能フェノールフォームを発売することとなりました。
同等種としましては、2000年から発売されています旭化成建材のネオマフォームがあります。

おおまかな性能としては、下記のようになります。


高性能フェノールフォーム断熱材








高性能フェノールフォーム断熱材
『フェノバボード』は、熱的にも化学的にも
安定したフェノール樹脂と非フロンガスを
採用した高性能断熱材です。
経時変化が少なく、かつ燃えにくく万一の
火災時でも黒煙や有害ガス発生が極めて
少ない安全性の高い断熱材です。




上へ



 2008年 1月 7日
新年の御挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、弊社ホームページも約22万ヒットに近くなり、一同感激致しております。

昨年は、『偽』という字が主だった1年だそうですが、
今年は、『真』という字がアピールされるような1年となれるよう、
私達は頑張っていきたいと思っております。

そのためにも、お客様を始め、メーカーや商社、設計事務所等建築業界の人達だけでなく、
異業種の様々な人々からも情報を集め、きちっとした情報をこのホームページ上で流していき、
それを多数の人に役立てて頂けたらと思っております。

ですので、ちょっとしたことでも構いませんので、
こんな情報があったらいいのにといったような御意見・御感想等ございましたら、
お気軽にメール頂けたら幸いに存じます。
そういった御意見を元にして、ホームページをよりよくしていきたいと思っております。

これからも、皆様のご希望の情報をできるだけ早く作成し、
アップしていきたいと思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。

                                           営業推進グループ
                                               乾 二起

上へ



 2007年12月 1日
ニュース!
ニチアス・東洋ゴム その後

ニチアス・東洋ゴムの耐火性能偽装問題で、両社は、経団連の活動を自粛するなど、
様々な制約を受け、且つ、人事・収益等の見直しをせまられている。


東洋ゴム工業

断熱パネルの不燃性を偽装した問題で、29日、片岡善雄社長(64)が取締役相談役に退き、
中倉健二取締役常務執行役員(59)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。
片岡社長は偽装を公表した今月5日、自らの進退も含めて責任を取る考えを示していた。
ただ、「(偽装問題の)解決を見届けたい」との考えで、来年の株主総会までは取締役に
とどまる。
中倉氏は、偽装問題を起こした断熱パネルを含む非タイヤ事業を統括するダイバーテック
カンパニーの責任者だが、偽装問題も把握し、納入先への改修の対応や信頼回復に
取り組めるとして取締役全員が中倉氏を新社長に推したという。


ニチアス

一方、同様の偽装問題に揺れる建材メーカーのニチアスが29日発表した平成19年9月期
中間連結決算は、偽装建材の改修費用300億円を特別損失に計上したことなどから、
152億円の最終赤字(前年同期は32億円の黒字)へと転落した。売上高は前年同期比
11・3%増の859億円。
業績悪化を受け、中間配当は無配。20年3月期の通期連結業績は、115億円の最終赤字
(従来予想は91億円の黒字)へと修正した。また、30日付での退任が決まっていた川島吉一
社長の後任人事については、矢野邦彦専務(61)が昇格する人事を内定した。


現在株価
 ニチアス 352 (11月29日終値)
 東洋ゴム 418 (11月29日終値)

上へ



 2007年11月20日
臨時ニュース
建材 耐火偽装 その後2
再試験の4件 すべて不合格


ニチアスの耐火性能偽装問題で、国土交通省は19日、同社が社内試験では合格基準を
満たしたとしていた4件のうち2件について、再試験で不合格だったため、
同日付で大臣認定を取り消したと発表した。

他の2件も認定取り消しとなっており、同社が当初「不正な方法で受験したが性能は満たしていた」
としていた4件すべてが認定条件では不合格だったことになる。

また、再試験の際、当初、柱部分に水分が多い不適切な試験体が持ち込まれていたことも判明。
同社のずさんな品質管理体制が改めて浮き彫りになった。

現在株価
 ニチアス 313 (11月20日午前終値)
 東洋ゴム 438 (11月20日午前終値)

上へ



 2007年11月16日
臨時ニュース
建材 耐火偽装 その後1


10月30日に発表されたニチアスの耐火偽装問題、同じく耐火偽装の発表をされた東洋ゴム、
双方の株価が安定し始めました。

ニチアスは11月8日に最安値の323円をつけ、昨日15日の終値が395円となっております。

東洋ゴムは、11月13日に最安値の449円をつけ、昨日15日の終値が463円となっております。

ニチアスは本年平均株価の30〜40%へ、東洋ゴムは本年度平均株価の約80%となり、
経済的にかなりの影響があったと思われます。

業界的には、耐震偽装に続き、耐火認定偽装が発覚したことにより、混乱しているように
思われます。
特に、耐震偽装による建築基準法改正に伴う需要減の影響が復活する前でのこの耐火偽装問題は、
年内を耐えようと思っていた企業にとっては、来年にまで影響を及ぼす問題であるため、
落胆の色が隠せないようであります。

他には、あるメーカーが新商品を発表するのですが、その商品が難燃性のある商品のため、
不燃材の認定を取る動きがありますが、耐火材・不燃材の認定検査機関が混乱していて、
その認可の取得のメドがたっていないのが現状です。

このように、国の認可を偽装することにより、様々な人が影響を受けているのです。
ニチアス等も、対象部署が認可に追われていたから、魔がさしてやった的な言い訳が通用して
よいのでしょうか。
認可は、法律遵守のための1つのツールであります。
認可を偽装することは、法律を破る、つまり犯罪です。
その対象部署が全員、犯罪を犯したという意識があるのか、聞いてみたい所であります。

上へ



 2007年11月 6日
臨時ニュース
建材 耐火偽装 ニチアス・東洋ゴム


設計会社の耐震偽装による建築基準法改正に伴い、建設会社が困惑し建築業界が停滞したと思ったら、
今度は、メーカーによる耐火基準の偽装取得の問題が発覚しました。

@最初は大手建材メーカーである ニチアス株式会社

耐火偽装の指摘を受けたのは、
01年2月〜05年8月に認定を受けた準耐火構造の軒下部18種類と耐火構造の間仕切り壁2種類
の計20種類で、不正の手口はいずれも、民間性能評価機関による試験の際、外から見えない内側の
材料を水に浸し、燃えにくくしていたようであります。その結果、45分の耐火性が必要な部分で
実際には25〜30分、1時間の耐火性が必要な部分では、40〜45分の耐火性しかなかったようです。
これは、軒下天井部という一番火の影響を受けやすい場所での偽装であり、又、色々な住宅メーカーが
ニチアスから建材を購入しているため、賠償額が400億円以上と予測されています。
特に「ヘーベルハウス」「ヘーベルメゾン」で、使用している旭化成ホームズは、無償改修を指示しており、
その棟数は約4万棟に及ぶと見られています。
このため、発覚前に1000円以上をつけていたニチアス株は連日ストップ安を続け、本日11月6日の
終値で471円となっています

Aそして昨日5日、東洋ゴム工業株式会社

耐火偽装の指摘を受けたのは、
92年10月〜04年5月に民間性能評価機関の試験を受けた、不燃材や準不燃材で作られた断熱パネル
3種類と、これらのパネルを材料にした耐火構造の外壁3種類の計6種類で、店舗や工場、学校など
176棟の間仕切りや外壁に使われていると発表されました。ニチアス(東京)の耐火材性能偽装問題が
発覚した後の社内調査で明らかになったと言われています。
不正の手口は、試験を受ける際、燃えにくい素材などを混入して耐熱性を3倍に偽装していたようです。
改修に要する金額は約40億円と予測されているようです。
これを受け、ニチアスと同じく、東洋ゴム工業株の売りが殺到し、昨日 始639円 ⇒ 終619円 で
取引されていましたが本日は売買が成立しない形となっています。


この2つの耐火認定偽装を受け、国土交通省は6日、大臣認定を受けている他のメーカーの建材すべてを
緊急調査することを決め、認定試験を行う民間性能評価機関6法人と各メーカーに過去の認定を
精査するよう求めるようであります。


このように、衣食住の〔住〕の分野において、偽装が発覚したのは、建築業界のモラルの問題です。
〔食〕の分野では、食肉業界を筆頭に、『不二家』『白い恋人』『赤福』等が問題視されておりますが、
〔食〕と同じように、次々と偽装が発覚し、建設業界が停滞しないよう切に願うところであります。


上へ



 2007年11月 1日
ニュース
建築確認申請のその後1


ここ最近のこの業界は、建築確認申請の話題が続きます。
特に、物の動きがかなり悪くなっており、各メーカーの営業マンが数字に泣いている状態が
続いております。

さて、一部ニュースやうわさで、少し渋滞が治まってきたというのを聞きました。
が、弊社のような外装建材業者は、治まったのが表れるのに2〜3ヶ月を要するため、
本年中は頑張って耐え忍ぶこととなるでしょう!

急激な緩和は、再発を招きかねないので、スピーディに且つしっかりとしたスキームを!
というのが、切なる願いです。

P.S.
この建築確認申請の類いの情報は、随時載せたいと思っておりますので、
暫く不定期な更新になることをお許しください。


上へ



 2007年10月12日
臨時ニュース
建材の需要 大幅減


(日本経済新聞 10月9日付 夕刊より)

マンションや一戸建てなど新設住宅の着工に急ブレーキがかかり、建設資材の需要が
大幅減少している。耐震偽装の再発防止を目的とする6月の改正建築基準法施行に
伴う審査遅れなどが響いた。需要減で木材は卸値が急落、鉄筋用鋼材(棒鋼)は一部
メーカーが減産を検討し始めた。影響は年内いっぱいは続く見通しで、国土交通省も
対策に乗り出した。

主要な建設資材の8月の出荷量は前年同月比4〜8%減少した。棒鋼は改正建築基準
法施行前の5月は7%増だったが、8月は約4%減と大きく落ち込んだ。『ゼネコン(総合
建設会社)の建築確認申請が遅れ、着工後すぐに使う基礎工事向けの注文がない』
(関東の商社)。『9月の出荷は前年比1割減。今月以降さらに落ち込みそう』という。
柱や梁に使う木材(製材品)は約5%減った。

セメントの8月の出荷量は約6%、生コンクリートは約8%減少。5月はそれぞれ、0.6%
増、1.9%減だった。セメント協会は『法改正で需要環境が急変した。これほど出荷が
落ち込むとは予期できなかった』と話す。

6月の法改正は耐震偽装の再発防止が狙い。耐震偽装はずさんな建築確認が原因の
1つだった。法改正では建築の構造計算のチェックを2重にしたために審査に時間がかかる。
申請後の修正も原則認めないことから、審査の申請を手控える動きが出た。このため、
新設住宅着工戸数は7月に前年同月比約23%減、8月は43%減と急減した。

建材メーカーや卸会社は需要が減ったため、出荷量と価格を引き下げざるを得ない状況。
木材は出荷量の減少とともに、床や壁に使う針葉樹合板は7月に約2年ぶりに卸値が反落。
その後3ヶ月で2割近く下がった。

棒鋼は需要減に対応して、合同製鐵と東京鉄鋼が10〜12月に前年比1〜2割の減産を
検討中。他メーカーの減産も予想される。こうした中で『新規物件を着工できない中堅
ゼネコンや鋼材加工会社は業績悪化が避けられない』(鋼材商社)との声が出ている。

原料高の製品価格転嫁が遅れるなか住宅着工の減少が長引けば、建設・資材業界は
一段の業況悪化が予想される。住宅分野の落ち込みで家具など耐久消費財の売れ行きが
急減速すれば、景気全体への影響が懸念される。


上へ



 2007年10月 1日
ニュース
建築確認申請の大渋滞


姉○事件に端を発した、6月20日の建築基準法改正から3ヶ月が経過しました。

しかし今、構造計算が必要な建物の建築確認申請が大渋滞となっています。

今回の法改正の大きなポイントとしては、
 @構造規定の変更
 A審査期間の延長
 B提出書類の増加
 C申請図書の差し替え禁止
などであります。

上記のポイントだけ見ると厳密な審査が必要になり、消費者にとっては良いことでありますが、
実際の確認申請の状況は、必ずしも消費者にとって良い方向には向かっていないようにも
見受けられます。

特に構造計算が要求される物件は、国土交通省の計算の指針が明確に示されていないので、
審査する側である行政・指定確認検査機関に戸惑いがあるように思われます。
聞いたところによると、ある指定確認検査機関は、構造計算が必要な物件は、
指針が明確になるまで受付を停止してしまっているようであります。

このような状態がいつまで続くのでしょうか?
参議院の与党の過半数割れにより、国会が混迷を迎えそうな中、
国の方向性がきちっと定まらないようであれば、
こういった問題が解決しないまま、時間が過ぎていくように思われます。

受付窓口が国土交通省に責任を転嫁し続け、確認申請が渋滞し続けると、
せっかくの設備投資に対する資金が停滞し、経済にも悪影響を及ぼしかねません。
又、渋滞することで、建築に携わる業者の資金繰りが悪化し、資金ショートを起こすことも
考えうる事態となってくるでしょう。

他にも、施主の立場から言えば、工期に遅れが生じ店舗等物件では、
オープンに間に合わないことがありえますし、工期の遅れや申請の手間が増えることで、
建築業者のコストが上昇します。そのため、その上昇分を施主に転嫁することが、
考えうる事態となります。

かといって、以前のような確認では、第2の姉○が出てこないとも限りません。
その為にも、1日も早く、計算指針を国土交通省に作成して頂くことで、
審査する側がスピーディに動けるようなスキームを作って欲しい所であります。

  (上記文章は私見です。ご容赦ください。)


上へ



 2007年 9月 1日
タカヤマ金属工業
ワンタッチ レベルバンド


昨今、サビ等商品の劣化に対する意識が強まっております。
かなりの施主様・設計士様より、ステンレスを使用するように指定をうけたりすることがありますが、
これは、やはり既製品のユニクロメッキ(電気メッキ)のサビによるものなど思われます。
これに伴い、耐用が長い、ドブメッキや、他の種類のメッキ処理が使用されることも増えて参りました

そこで、地面を這わすレベルバンドにその技術を使用した商品が既に上市されております。
上記のタカヤマ ワンタッチレベルバンドという商品なのですが、認知が進みつつあります。

商品としましては、地面接着面には、ZAM材を使用し、バンド部にはドブメッキ、調整金具には
ステンレスを使用している、材料混在型の商品です。
ただ、やはりユニクロ・クロメートメッキと違い耐用年数は長いことが特徴です。

他の特徴としては、通常レベルバンドというものは、高さ調整は寸切りボルトに付いているナットの
場所で行うものですが、このタカヤマの商品は高さ部分をレール化することで、ワンタッチで
高さ調整ができることを可能にしました。
又、上からのはめ込みでの取り付けですので、施工も容易で、省力化につながる商品となります。

欠点としては、SUSと比べるとやはり耐用年数が少ないことと、価格、そして、レール部分が
寸切りボルトと違い切断しにくいことになります。
その分、高さの種類を設け対応するようになっております。

種類としては、シート付・シートなしの2種類、径は40〜100、高さは120〜345があります。
(径によって、高さ規格が無い物がありますので、お気をつけください)

               
            <写真はVUVP75用、高さ165o、シート付>

上へ



 2007年 8月 1日
SUS 忍び返しバンド
2×25 φ89・φ114


昨今、ピッキング対策等泥棒を防ぐツール等の需要が以前より増えているようです。
これは、昔と違い玄関を開けっ放しでいたりすることが少なくなっている通り、
犯罪に対する意識が広がっていると思われます。

その中で、マンション等においても、樋のバンド・足を足がかりにして、
2階以上の部屋に忍び込む手口を防ぐものとして、忍び返しバンドを取り付ける
マンション等が増えていっておるように思われます。

しかし、この忍び返しは現場によって、ツメ部の長さや本数・角度が違ったりして、
在庫扱いにはできなかったのですが、需要が少し増えたことにより、
簡単な忍び返しの需要が出てきました。

そこで、弊社におきましても、下写真のような ステンレスの2×25の蝶番式バンドに
足を溶接したような簡単なものを在庫化致しました。

まだまだ需要が少ない上、一回当りの出荷数量が少ないので、
在庫数量はかなり少ないですが、急な需要に対応できるものと考えております。
種類としては、マンションの立管で多い、φ89(VUVP75用)と
φ114(VUVP100用)の2種類で在庫致しております。

もし、御必要な方がおられましたら、一度弊社にお問い合わせ頂きたく存じます。
ヤマト宅急便の代引にて、在庫のある分は即日出荷させて頂きます。
(但し、在庫切れの場合は約1、2週間程お待ち頂く場合がございますので、
その場合は御了承頂きたく存じます)

 TEL 06−6581−3621(代)
  − お電話の際は必ずホームページを見た旨を弊社社員にお伝えください −


<写真はφ89(VUVP75用)>

上へ



 2007年 7月 1日
セキスイ リフォーム用・伸縮ソケット
UT60 新発売!


昨今リフォーム需要が取り上げられておりますが、雨樋においても、リフォーム用に
使用する部材が出ました。

ナショナルでは、既に2004年8月に『伸縮たて継手』として発売しており、
セキスイも追随して発売した形になります。

用途と致しましては地獄になっている箇所の補修や、
長い立配管の際の伸縮をとるための部材となります。

色揃えとしましては、クロ・シンチャ・ホワイト・アーバングレー・シルバー・銅・
グレー・ラスティーグリーン・ティンバーブラウン・マスタードべージュの10色に
なっております。
                         

<補足>
メーカーの承認していない、別途使用方法としまして、上記色揃えの中の
シルバー色・ホワイト色はカラーパイプにて使用されている色になりますが、
そのカラーパイプの規格の中で、VU/VP管の50に関しては、伸縮部材としては、
シルバーで差込ソケットの規格があるだけで伸縮ソケットの規格はございません。

そこで、この上記商品を代用し、この伸縮ソケットに竪樋UT60の切れ端を接着することで、
DV−DS50が上記商品に使用可能な状態となります。
単価としても、従来の片スリーブ加工を別注でお作りするより、少し安くなり、尚且つ既製品で
使用できることで、納期もかからなくなります。

上へ



 2007年 6月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、ニッケルの値上りを受けての価格動向が激しいステンレス
製品及びステンレス2次製品を中心に値上りし続けております。


 値動きが止まり、電気銅の建値は現在900〜1000で推移しております。

塩ビ
 原材料が値上りした模様ですが、市場動向からまだまだ値上りしないものと思われます。

鋼材
 相変わらずの成行価格であります。

鉄製品
 化粧鋼板は年始に横並びで値上りしたものが、やっと浸透した模様です。
 樋金物は、SUS金物だけでなく、メッキ金物も値上りしました。

ステンレス
 昨年夏からのニッケルの急激な値上りをうけ、急騰しております。
 各ステンレスを使用したメーカーが軒並み値上げに踏み切っております。
 カラーステンレスに至っては、4、5、6月の3ヶ月連続で値上り致しております。
  ステンレス平板・カラーステンレス平板の値上り
  ステンレス樋・パイプの値上り
  ステンレス製ファスナーの値上がり
  ステンレス金具の値上り

アルミ
 小幅な値上りを続けたため、製品価格への転嫁がされつつあります。

<私見>
ニッケルの値上りを受け、コスト面より、ステンレスのニッケル確保が難しくなってきたため、
ニッケルの変わりになるような材質を各メーカー模索致している模様です。
ステンレスと同等以上の耐久性を出し、価格が安定するようでしたら、すぐそういった
新材質の商品に変わっていくものと予想されます。

上へ



 2007年 6月 1日
200,000ヒット達成!

弊社がホームページを立ち上げて、約7年になりますが、先月末に200,000ヒットを達成致しました。

月に2,000〜2,500人の方が見て頂いている計算になります。
たくさんの方に見て頂いて、弊社のホームページがお役に立てておれば良いのですが、
まだまだ、情報として至らない点が多々あるように感じております。

こんな情報が欲しいといった御意見・御要望があるようでしたら、アンケート又はメールにて
お知らせ頂けましたら、取扱メーカー等と協議致しまして、どんどん載せていきたいと思って
おりますので、些細なことでもお知らせ頂けましたら幸いに存じます。

これからもどうか宜しくお願い申し上げます。

                                                 株式会社 イヌヰ
                                                 営業推進グループ
                                                    乾 二起

上へ



 2007年 5月 1日
セキスイ アルミライン 新色発売!

昨年夏に上市されました、セキスイ アルミ竪樋 『アルミライン』ですが、
アルミシルバー・ステンカラーの2色の色揃えに、ブロンズ・ブラックの2色が発売となりました。

今現在、ブロンズ・ブラックは受注生産対応となっておりますので、急な御要望にはお答え
できない状態ですが、カラーバリエーションが増えたことにより、様々な建物の御要望に
お答えできるものと感じております。

ただ、まだセキスイにおいては、φ60の品揃えがないために、玄関・庇等の小口需要に
関しては、ご対応できません。
ですが、こちらも近日上市予定となっておりますので、そういった需要にもご対応できる日も
近くなっております。


上へ



 2007年 4月 2日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、ニッケルの値上りを受けての価格動向が激しいステンレス
製品及びステンレス2次製品を中心に値上りするものと思われます。


 投機的な値動きが少し衰え、電気銅の建値は現在900〜1000で推移しております。

塩ビ
 値上りが順次行われたものが、落ち着きつつあります。

鋼材
 亜鉛の値上りを受け、メッキの鋼材は値上げしており、相変わらずの成行価格であります。

鉄製品
 化粧鋼板は年始に横並びで値上りしたものが、やっと浸透しつつあります。
 樋金物は、値上げがコールされ、SUS金物だけでなく、メッキ金物も値上りする予定で
 あります。

ステンレス
 昨年夏からのニッケルの急激な値上りをうけ、急騰しております。
 各ステンレスを使用したメーカーが軒並み値上げに踏み切っております。
  ステンレス樋・パイプの値上り
  ステンレス製ファスナーの値上がり
  ステンレス金具の値上り

アルミ
 小幅な値上りを続けたため、製品価格への転嫁がされつつあります。

木材
 昨年から、コンパネ・角材が値上りをしております。
 現在はラワンコンパネの値上りは落ち着きを見せておりますが、構造用合板は急激に
 値上りしており、ラワンと構造用合板が同じくらいの価格になりそうです。
 角材は、木材の種類によっても異なりますが、10〜20%値上りしており、これからも
 値上りが予想されております。

<私見>
 続いている値上りが一旦落ち着いたと見せて、ステンレス・木材の価格が尋常ではない
 値上りを見せております。
 現在、いい商品は当たり前といった風潮で、どこの現場でもステンレスがもてはやされて
 おりましたが、この大幅値上げにより、どういった動向を見せるのかを見守りたいと
 思っております。

 しかし、この値上りのスパイラルはいつまで続くのでしょうか。
 デフレスパイラルが悪循環で悪いとされていましたが、この値上りのスパイラルは、
 途中で止まっており、工事店や、ゼネコン・工務店では、価格の値上げを転嫁できていない
 状況だと思われます。
 この工事の受注金額・下請金額の考え方を業界全体で考え直さないと、
 いい意味でのスパイラルに入っていかない気がしてなりません。
 ゼネコン・工務店・工事店・販売業者・メーカーの全ての業者が均等に利益を分け合って
 こそ、業界が繁栄し、業界のパイが増えるのではないでしょうか。(理想論ですね(^^;))

上へ




上記の意見に、賛同・反対・・いかなる意見でもかまいませんので、
メールにて送って頂けると幸いに存じます。