TOPICS

更  新  日   更  新  内  容
2009− 3− 1   ★ニュース!
  価格関連 値動き情報
2009− 2− 1   ★新製品発売!
  パナソニック電工 レインフロー
2009− 1− 6   ★ニュース!
  新年の御挨拶
2008−12− 1   ★ニュース!
  価格関連 値動き情報
2008−11− 4   ★ニュース!
  価格関連 値動き情報
2008−10− 1   ★ニュース!
  価格関連 鉄板情報(新聞抜粋)
2008− 9− 1   ★ニュース!
  価格関連 続・値上げ情報
2008− 8− 1   ★新製品発売!
  パイプ関連の商品充実
2008− 7− 1   ★ニュース!
  価格関連 続・値上げ情報
2008− 6−25   ★ニュース!
  速報! オーストラリア鉄鉱石価格
2008− 6− 1   ★ニュース!
  価格関連 値上げラッシュ!
2008− 5−17   ★製品紹介!
  カラー六角ボルト・ナット用ビット
2008− 5− 1   ★新製品発売!
  カラー六角ボルト・ナット
2008− 4− 1   ★ニュース!
  価格関連 値上げラッシュ!
2007− 4− 1
2008− 3− 1
  ★過去のTOPICS
  TOPICS 2007年度
2006− 4− 1
2007− 3− 1
  ★過去のTOPICS
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 2009年 3月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、経済の停滞による在庫調整局面が過ぎ、
需要が減少することに伴って安くなっていく商品が出てきております。


 大きな値下がりが下げ止まり、現行少し安定しております。
 2月では、320〜350の建値で推移しております。

塩ビ
 原油の値下がりが安定し始め、市況のレギュラーガソリンでも100〜115/リットルに
 安定しております。
 この調子で安定しますと、高い価格で買った原料も出荷され、
 もうすぐ値下がりの話が出てくるように思われます。
 あとは、メーカーがせっかく上げた価格を下げる体制に移行できるかということと、
 恐らく出荷数が激減することに対し、原料の値下がりほど、
 値下げを行わないのではないかと思われます

鋼材
 電炉関係だけでなく、高炉製品も価格が下がってきており、
 影響が出てきております。

鉄製品
 値下がりの情報が、続々と入ってくると思われます。
 ただ、商品によって、値下がりしている原料をどれだけ使用しているかにより、
 値下がり巾も変わってくるように思われます。
 化粧鋼板については、年始より消費者側からの値下げの要望が強く、
 需要も伴ってないことから、随時値下がりしていくと思われます。

ステンレス
 需要が減ったせいか、下落傾向にあります。


<私見>
需要が減少傾向にあり、各メーカー共出荷数を確保するため、
様々な活動が見受けられます。

価格の下落もその中の1つですが、今の状態ですと、
価格の下落が需要を喚起するものではないと思われます。
出荷数が少なくても、やっていけるような販路システム作りが急務と思われます。

ただ、メーカーや販社によっては、値下げを強調するところもあり、
自らの首を絞めている気は致しますが、
各々のお客様を確保するため、値下げについていかざるをえない状況や、
お客様自体が、値下げ競争に巻き込まれ、お客様の販路防衛のため、
協力していく体制が求められている状況と思われます。

このような状況の下では、メーカー・商社・代理店・販売店・工事店の
販路ルート全てが協力し合うことが、より一層大事になっていくのではないでしょうか。
抜け駆けをして利益を追求せず、お客様第一を貫き、一丸となって乗り切りましょう!

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 2009年 2月 1日
パナソニック電工
『レインフロー』


昨今の流行としまして、洋風建築に【シンプルモダン】という言葉がよく使用されます
この洋風建築の流行により、従来あった和風建築用の樋が減少し、
洋風建築用の樋の種類が増加しております。

その中でも、くさりとい(玄関・庇等に使用される雨が伝って落ちる形状のもの)は、
和風の物が多く、銅製の物や、チューリップのような形状の物が従来使用されております。
ただ、このくさりといの用途では、洋風にマッチするような商品がありませんでしたが、
この度、パナソニック電工より、レインフローという商品が発売されました。

従来のくさりといのように、伝って落ちるのではなく、パイプの外側を雨が流れるという
全く別のものになっております。

アルミ製で価格としては、少々高価なものとなりますが、外観はすっきりし、
【シンプルモダン】にふさわしい樋となっています。


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 2009年 1月 6日
新年の御挨拶

新年明けましておめでとうございます。
おかげさまをもちまして、このホームページも9回目のお正月を迎えることができました。
今年の5月には、ホームページを立ち上げて、10年目に入ろうとしております。
これも皆様の御愛顧の賜物と思い、感謝しております。


さて、現在の私共を取り巻く環境としては、TV等で報道されている通り、
厳しいものとなると思われます。
(原因等は、暗くなりますので、省略させて頂きます)
ただ、マスコミは厳しい話、暗い話しか、報道してないように思います。


しかし、いい話、明るい話は色々な所にあるように思います。
そのいい話や明るい話をできるだけキャッチし、
私達に関係する人達が皆笑えるよう、これからも取り組んで参りたいと思っております。


今年が終わる頃には、1月にはこんな事を書いていたと、笑って迎えることができるよう
皆さん頑張っていきましょう!

                                  2009年1月6日
                                   株式会社 イヌヰ
                                    専務取締役 乾 二起

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 2008年12月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、説明しにくい動きが継続しているようです。



 急激な値下がりが下げ止まりを見せています
 現在、建値400〜500で推移しております。

塩ビ
 せっかく浸透しかけていた値上り分が、泡と消えそうな原油動向です。
 ナフサが一時期の1/3にもなった他、皆さん御存知のレギュラーガソリンも
 大阪では、実勢110円台となっております。
 但し、実際の商品価格は、こういった原油価格の動向から、3〜6ヶ月遅れてくるので、
 この12月末〜来年2月頃迄、同様の市況が続けば、価格改定があるかもしれません。
 ただ、せっかく値上がった物をメーカーが容易に下げるかどうかも別の意味で問題です。

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしておりましたが、
 落ち着き、逆に、スクラップは半額程になっており、このまま推移すると
 値下がりする恐れがあります。
 ただ、鉄鉱石は下がる様相を見せておりませんので、高炉製品に関しては、
 高止まり、電炉製品のみが下がると思われます。

鉄製品
 建材で扱う鉄製品の殆どが高炉製品ということから、
 値下がることが無いと思われます。
 鋼板に関しても、亜鉛や塗膜の原料の原油が落ちておりますが、高炉メーカーの
 値上げ要請が止っていないようですので、その分プラスマイナスされ、
 値動きが無いように推測されます。
 金物関係に於きましても、高炉製品であるフラットバーが高止まったままですので、
 亜鉛が落ちても影響が無いように思われます。
 ただ、やはり動向は予測しにくい状況が続きますので、目が離せません。

ステンレス
 現行は、安定しております。
 需要が減ったせいか、若干値下がりした商品も見受けられます。
 但し、こちらも今後の予想が難しいため、見積には気をつけなくてはなりません。


<私見>
引き続き、値動きを見続ける状態が続いておりますので、
新しい情報が入り次第、お伝えできる範囲で、書きたいと思っております。

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 2008年11月 4日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、世界同時株安による世界経済の停滞が先物投資等に
影響を与え、種類により様々な値動きをしております。


 大きな値下がりを起こしております。
 9月末では、700〜800の建値でしたが、
 10月最終週にて400〜500で推移しております。

塩ビ
 原油が値上りしたのを受け、レヂン・ナフサが高騰した影響をうけ、
 順次値上げしてものが浸透しつつあります。
 ただ、原油が現時点値下がりしており、6月頃の価格に戻っておりますが、
 昨年終わり頃の価格とは依然程遠く、価格の値下げとはならない様子です。

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしておりましたが、
 落ち着き、逆に、スクラップは半額程になっており、このまま推移すると
 値下がりする恐れがあります。

鉄製品
 殆ど全ての商品で、値上げ情報が届いておりました。
 化粧鋼板はこの春の値上げに続き、7月〜9月に追加値上げを実施し、
 殆ど浸透しました。
 ただ、動向が全く読めず、先月のニュースでは、値上げ情報がございましたが、
 スクラップ価格が落ち込んでいることもあり、鉄の値動きがどちらに振れるか
 判らない状態にあります。

ステンレス
 現行は、安定しております。
 需要が減ったせいか、若干値下がりした商品も見受けられます。
 但し、今後の予想が難しいため、見積には気をつけなくてはなりません。



<私見>
鉄を中心に、塩ビ製品も含め、鉄二ルート販売における90%以上の商品が
値上げしている状態が続いておりましたが、ここに来て世界的株安や、
北京オリンピックの終了、金融不安、倒産件数の増加と、取り巻く環境に対し、
不安視する声が多いように思われます。
この為、設備投資が控えられますと、建設業においても大きな影響があると思われます。
マイナス要因ばかりで、プラス材料になるものが無いため、経営としては難しい状況に
なるのではないでしょうか。

ですが、金融面に限りますと、この株安は先行き不安の株安で、
実際の企業価値ではありません。
例えば、日経平均16000円の時代に1株1000円の銘柄で、
計1000万株発行されてるとします。
つまり、資本・資産として100億円があったわけです。
日経平均が16000円だった時代からでいうと、現在は半分ですので、
1000円だった株価は、今500円。(あくまでも適当です)
つまり、資本・資産は50億円に減ったわけです。
でも、これは、あくまで、B/S(バランスシート)上の計算ですので、
通常の営利活動として、つまり損益計算書レベルで、営業利益が減少程度で、
黒字を出している企業なら、資本・資産が50億円減るなんてありえないですよね。
つまり、株価が半分なんてありえませんよね。
けど、そのありえないことが起きてるんです。

素人考えかもしれませんが、みんなが不況なムードに流されているだけで、
実際は不況ではないように思います。
マスコミも、不安を煽る報道、自虐的な報道ばかりで、建設的な報道はしていません。
(もちろん、たまにはしています)

やはり、こういう時こそ、みなさんが第三者的に物事を見極め、マスコミに煽られることなく
自分の手足で働けば、簡単だと思います。

マネーゲームのプレイヤーは、株価が上下しないと儲かりません。
その価格の上下を操るためにも、報道が大事なのかもしれませんね。
こんな嵐の中、素人の投資家が勝てるわけがありません。
(勝ったとしても、運以外のナニモノでもないでしょう。)
やはり、汗水かいて、一所懸命働くことが、健康にも、金銭面でもいいのではないでしょうか。
大きく言うと、そういった事を地道にしていくことが、日本経済の活性化に
繋がっていくのではないでしょうか。

そういう面では、建築業界は、汗水流す業界です。
さぁ、皆さんで、汗水流して働いて、日本を活性化させましょう!


稚拙な文章で申し訳ありませんでした あくまでも私見ですので御容赦頂きたく存じます

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 2008年10月1日
ニュース
新日鉄、一般薄板国内向け追加値上げ


(9月18日付 日刊日本金属通信より)
新日本製鉄は国内店売り・2次製品メーカーなど一般向け薄板全品種の販売価格を
11月出荷分から、トンあたり一律5000円引き上げる。
17日に商社やコイルセンターなど流通各社に表明した他、2次製品メーカーと値上げ交渉を
開始した。4月からの累計では、前年度比35,000円超の値上げとなる。
また、電気機械・産業機械などひも付き取引でも同レベルの追加値上げを求めて交渉中と
している。

価格改定の対象は、熱延黒皮・熱延酸洗・冷延・表面処理の薄板全4品種。
今年度では、4月と7月に続き3回目の値上げで、店売りのほか建築用パイプ・軽量形鋼、
リロール・建材薄板の2次製品メーカーなど一律の改定幅にする。


<私見>
建材薄板の2次製品としては、約1〜2ヶ月遅れで値上りの余波が来ますので、
現実問題としては、12月初め〜年始にかけてで、値上りするものと思われます。
但し、それぞれの進捗状況によっては、4月7月の2回の大幅な値上りにより、
今回の分をカバーできるようであれば、値上げ通知は来ないものと思われます。

建築業界は現在、需給・価格バランスがかなり歪(いびつ)であると思われますので、
願わくば、上流側(薄板建材メーカー、商社、2次製品加工業者)で、今回分を吸収して
頂けたらと思います。

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 2008年 9月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、原油の高騰、及び、鉄鉱石の65%〜80%値上げを受け、
順次の値上りが浸透しつつある状態です。


 大きな値動きは止まっていますが、
 建値は現在900〜1000で推移しております。

塩ビ
 原油が値上りしたのを受け、レヂン・ナフサが高騰しており、
 順次値上げしております。
 セキスイ 7月1日〜
 電気化学 8月1日〜
 ナショナル 9月1日〜
  (新聞公表・他社情報等による記載です。参考程度にお願いします。)
 下水用パイプにおいて、先日再値上げが公表されました。
 実情価格の反映まで、暫くありますが、年内〜年始にかけて上がる可能性があります

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしておりましたが、
 落ち着きつつあります。
 ですが、軽視できない状況ですので、相変わらず見積は1週間程度で区切る状態です。

鉄製品
 殆ど全ての商品で、値上げ情報が届いております。
 化粧鋼板はこの春の値上げに続き、7月〜9月に追加値上げを実施致しました。
 金具についても、鉄鋼材の値上げを受け値上げしたメーカーもございます。
 値上げ巾は、10〜20%以上とも言われております。
 ビス等副資材についても、値上りしていっております。

ステンレス
 7月21日〜値上りする様相でしたが、ありませんでした。
 但し、予想が難しいため、見積には気をつけなくてはなりません。


<私見>
鉄を中心に、塩ビ製品も含め、鉄二ルート販売における90%以上の商品が
値上げしている状態です。
お客様を始め、全ての商流段階において、価格転嫁が難しい状態が続いております。
又、ディベロッパーの倒産等、状況の変化もすさまじいものがあります。

情報を見極め、全員が損のない様、継続して努めて参りたいと思っております。

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 2008年 8月 1日
パイプ関連の商品充実

春先より、積水化学工業におきまして、新商品が何点か発売されました。

@自在ドレン VUVP200 グレー

谷樋にパイプの200をつなぐには、自在ドレンの200が必要でしたが、
既存規格では、ナショナルにて、自在ドレンVU200という商品のみが対応可能でした。
そこで、直結タイプで、VU200・VP200双方に使用できる商品が発売されました。


AVU・VP150 ホワイト

既存規格では、ホワイト色で150関係の商品を扱っていたのは、アサヒパイプのみでしたが、
セキスイでも発売されました。
VP150×4000・VU150×4000のパイプを始め、エルボ・チーズ・差込ソケットなど
部材も充実しております。
但し、アサヒと同じく、掃除口の規格が無く、他社でも製造していないため、
他社シルバーの既製品、セキスイグレーの既製品に色を塗る形でしか、
現時点対応ができない状態ですので、その点お気をつけ頂きたく存じます。
 (詳しくは、カラーパイプ特集をご覧ください)


B125のカラーパイプの4色揃え

セキスイにおいては、50〜100に関しては、シルバー・ココア・ホワイト・クリームの4色の
規格があり、種類としては、充実しておりますが、今まで125のクリームは無く、
シルバー・ココア・ホワイトの3色だけでした。
そこで、125のクリームを発売することにより、125関係が4色そろった状態になりました。
 (詳しくは、カラーパイプ特集をご覧ください)


このように、色々な商品をニーズに合わせ徐々に拡充しております。
お客様・一般消費者様の御要望を、できるだけメーカー側に伝えるべく、これからも活動して
参りたいと思っておりますので、お気軽にメール等頂けましたら幸いに存じます。

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 2008年 7月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、原油の高騰、及び、鉄鉱石の65%〜80%値上げを受け、
順次上がっている状態です。


 大きな値動きは止まっていますが、
 建値は現在900〜1000で推移しております。

塩ビ
 原油が値上りしたのを受け、レヂン・ナフサが高騰しており、
 順次値上げしております。
 セキスイ 7月1日〜
 電気化学 8月1日〜
 ナショナル 9月1日〜
  (新聞公表・他社情報等による記載です。参考程度にお願いします。)

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしております。
 見積も1週間程度で区切る状態です。
 商品によっては、1ヶ月で50%値上りしたモノもあります。
 又、値上げ巾が大きい為、材料が揃わないこともあるようです。

鉄製品
 殆ど全ての商品で、値上げ情報が届いております。
 化粧鋼板はこの春の値上げに続き、7月〜9月に追加値上げを
 実施する模様です。追加値上げは、kg10〜20円と予想されております。
 金具についても、鉄鋼材の値上げを受け値上げしたメーカーもございます。
 値上げ巾は、10〜20%以上とも言われております。
 ビス等副資材についても、値上りするメーカーもございます。

ステンレス
 7月21日〜値上りする様相です。
 ただ、先行きが不透明で、需給バランスが悪いため、確実ではありません。

アルミ
 小休止しておりましたが、夏頃に値上りの予定です。


<私見>
鉄を中心に、塩ビ製品も含め、鉄二ルート販売における90%以上の商品が
値上げしている状態です。
お客様を始め、全ての商流段階において、価格転嫁が難しい状態です。

情報を見極め、全員が損のない様、努めて参りたいと思っております。

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 2008年 6月25日
ニュース 速報
オーストラリア鉄鉱石価格


(6月25日付 鉄鋼新聞より)
英豪系資源大手リオティントと中国・宝鋼集団は23日、今年度の鉄鉱石価格を中心の
粉鉱で79.9%、塊鉱で96.5%値上げすることで合意した。
新日本製鉄やJFEスチールなど高炉各社も追随する模様。
日本の高炉メーカーなどが、ブラジルの資源大手ヴァーレと2月に合意した65〜71%を
上回ったことで、鉄鉱石によるコストアップ額は高炉メーカー全体で、当初見込んでいた
レベルに比べ1千億円強上触れする見通しだ。

<私見>
日本の輸入量の6割を占める豪州鉱が79〜96%値上りすることで、
2月以降の価格上昇の影響と同様の影響があると思われます。
ただ、3月時点で、オーストラリア産は、85%上昇になるのではないかとの予見もあったため、
混乱状態には陥らないと思われます。
但し、この原料高騰による様々な影響が落ち着くまで、建築関連資材の需要動向や
供給動向は今までのような理由付けができない状況が続くと思われます。

後の祭りですが、この高騰の少し前に改正建築基準法が施行されたのは、
不運としか思えず、昨年10月以降の確認申請物件が渋滞したため、
この材料高騰にもまき込まれ、福島県や熊本県のように地場ゼネコンが
倒産していっている状況ではないでしょうか。

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 2008年 6月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、原油の高騰、及び、鉄鉱石の65%値上げを受け、
順次上がっている状態です。


 大きな値動きは止まっていますが、
 建値は現在900〜1000で推移しております。

塩ビ
 需給バランスでは値上りしませんが、原油が値上りしたのを受け、
 レヂン・ナフサが高騰しており、値上りする可能性が大きいと思われます。
 (値上げしたメーカーもございます)

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしております。
 見積も1週間程度で区切る状態です。
 商品によっては、1ヶ月で50%値上りしたモノもあります。
 又、値上げ巾が大きい為、材料が揃わないこともあるようです。

鉄製品
 殆ど全ての商品で、値上げ情報が届いております。
 化粧鋼板はメーカーが軒並みこの春に値上げし、続いて7月〜9月に追加値上げを
 実施する模様です。追加値上げは、kg10〜20円と予想されております。
 金具についても、鉄鋼材の値上げを受け値上げしたメーカーもございます。
 値上げ巾は、10〜20%以上とも言われております。
 ビス等副資材についても、値上りするメーカーもございます。

ステンレス
 現行は落ち着いております。
 ただ、先行きが不透明で、需給バランスが悪いため、動向は見逃せません。

アルミ
 小休止しておりましたが、夏頃に値上りの予定です。


<私見>
鉄を中心に、塩ビ製品も含め、鉄二ルート販売における70%以上の商品が
値上げしている、又は、していくと思われます。
実際の需要が少ないですので、値上り分をお客様に転嫁せざるを得ない
状況に追い込まれていっておりますが、
ただ、少ない需要を多数の企業で奪い合う事態となっておりますので、
ただでさえ厳しい価格面が、より一層激しい状態となっていくと思われます。

他にも、福島・熊本の地場ゼネコン・建設業者が次々と倒産していっており、
地域によって、今から業界内の淘汰がされていくと思われます。
売上を確保しても回収できない事態にならないよう、様々な面に気をつけて
日々を過ごしていかなければならないでしょう。

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 2008年 5月17日
製品紹介
アルミ合金 ボックスビット 10o


下記にてご紹介させて頂きました、カラー六角ボルト・ナットにおいて、
ナットの締め方により、若干の色の剥離が発生する点におきまして、
ボルト・ナット部を痛めにくいビットが見つかりましたので、ご紹介させて頂きます。

メーカーは、前田金属工業叶サのアルミニウム合金製の電動ドリル用ソケットで、
10o×長さ115oになります。

形状は下写真の通りで、長所・短所は下記の通りです。





長所
@鉄製よりも軽い
A起動時のショックが小さくなるため、作業者の手に掛かる負担が軽減
Bアルミ合金を採用のため、ボルト・ナットを痛めにくい
Cダブルナット対応で、ネジの逃し穴が大きい

短所
@アルミ合金製のため、ボックス部がやわらかく、鉄製よりも寿命が短い

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 2008年 5月 1日
新製品発売
カラー六角ボルト・ナット 1/4×25


現在、マンション等で使用されておりますカラーパイプに合わせたカラーバンドですが、
それに使用するビス・ナットはユニクロメッキかステンレス品を使用しておりました。
ユニクロは、外装に使用するには、耐久性が悪く、ステンレス品は、耐久性はいいのですが、
価格が高く、意匠性もいいものではございません。

そこで、カラーの六角ボルトナットを、ユニクロとステンレスの間の位置づけで発売する運びと
なりました。

カラーバンドは、粉体焼付塗装を施しておりますが、この処理をビスナットに施しますと、
ビスの山に塗料が入ってしまい、ネジを締め付けることができません。
そこで、特殊な処理を施すことにより、ユニクロより耐久性があり、価格はステンレスより安く、
意匠性のある六角ボルトナットが生まれました。

これにより、パイプから壁面(タイル面)までの色の画一化が図れます。




取り付け写真
シルバー(シルバーグレー) ココア(ココアブラウン)
ホワイト(ミルクホワイト) クリーム(アイボリー)


5月1日時点のネット販売価格は、
 バラ出荷   @22/組   となっております。(送料別途)
袋単位(100個)や、1000個単位となる場合、価格は上記とは異なりますので、
下記にお問い合わせ頂けます様、お願い致します。

  お電話 06−6581−3621(代)
  メール mail3@inuico.com

<商品に対する御注意点>
機械にて締めた場合、乱暴に取り付けたりすると、頭部の色剥げが発生致します。
これは、ラスパート焼付を行った場合においても、技術的にカバーできなかった面であります。
ただ、角部分が剥れるだけですので、ユニクロ品よりは、耐久性があるのは、変わりありませんし、
意匠としても、そう目立つものではございません。
しかし、できる限りこの色剥れを起こしにくくしたいので、上記にボルト・ナットを痛めにくいビットを
ご紹介致しておりますので、ご参考頂きたく存じます。

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 2008年 4月 1日
価格関連 ニュース

現在の動向としましては、原油の高騰、及び、鉄鉱石の65%値上げを受け、
値上げの知らせが次々と届いております。


 大きな値動きは止まっていますが、
 建値は現在850〜1000で推移しております。

塩ビ
 需給バランスでは値上りしませんが、原油が値上りしたため、値上りする可能性が
 大きいと思われます。
 (値上げしたメーカーもございます)

鋼材
 鉄鉱石の値上げをメインに受け、大幅に値上りしております。
 又、値上げ巾が大きい為、材料が揃わないこともあるようです。

鉄製品
 化粧鋼板はメーカーが軒並みこの春に値上げする模様です。
 厚み・メーカーにより値上げ巾はまちまちですが、kg20〜40円は値上げする模様です。
 このため、値上げ前の駆け込みがあると予想され、在庫が少なめになると予想されます。
 樋金具についても、鉄鋼材の値上げを受け値上げする模様です。
 値上げ巾は、10〜20%以上とも言われております。

ステンレス
 現行は落ち着いてきております。
 一時期のニッケルの高騰は上げ止まり、若干落ちております。
 ただ、先行きが不透明で、需給バランスが悪いので、価格はあまり変動致しておりません。

アルミ
 小幅な値上りも止り、現行は小休止の状態です。


<私見>
鉄を中心に、塩ビ製品も含め、鉄二ルート販売における70%以上の商品が
値上げに向かっていると思われます。
実際の需要は少なめですので、利益を確保するには、メーカーの言われた
そのままの上げ幅を、お客様に転嫁せざるを得ない状況に追い込まれてくるのでは
ないでしょうか。

ただ、できうる限りの抵抗はしますが、現状の販売数量(ノルマ)から言うと、
こちらの要望は通りにくく、苦戦が強いられると思われます。
又、需要が少ないため、施主様側にも強く言えない状態です。
つまり、メーカーにも、施主様側にも、双方に強く言えない状態となっており、
中間業者としては価格戦略が難しい状態になっていくのではないでしょうか。
設計・ゼネコン・工務店・板金店・卸・商社・メーカーの商流全てがこの状況を考慮し、
努力し続けなければならないと思われます。

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上記の意見に、賛同・反対・・いかなる意見でもかまいませんので、
メールにて送って頂けると幸いに存じます。