アスベスト対策 エバールーフ『やまなみ』新仕様
2006-02-01
現在、一般的にスレート大波の屋根材を改修する際には下記の2通りの工法が使用されて
おります。
①完全撤去 及び 新築
②改修工法 (重ね葺き)
この改修工法においては、下記の図のようにスレートを貫通してビスで固定しておりました。
しかし、昨今騒がれております『アスベスト問題』において、スレートに穴を開けてはいけない
場合が生じます。
その際、下記の新仕様を使用することにより、アスベスト問題を解決できるものと考えます。
ただ、やはり、金具・シングルタルキ・専用ボルト等が必要となるため、コストはかかる形ですが、
この『アスベスト問題』をカバーするためには、新しいコストもやむを得ないものとなるでしょう。
<新工法>
(上記図はGIFにて横1000ピクセルの物を600に縮小しております
線の消えている所をご覧になりたい時は画像を保存してからお持ちのビューアにてご覧ください)
最後に、私見ですが、昔の平板瓦やこのスレート屋根材において、
現在、重ね葺きが正しいように理解されていると感じます。
ですが、『臭い物にはフタをする』といった感じが拭えない気がします。
10年20年たった後、このフタをした建物をどう対処するのかを現在から
考えないといけないのではないでしょうか???
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