『雨とい』の仕組み - 軒樋 -
雨樋において、軒樋は各メーカー様々な用途・ニーズによって
様々な樋が製造されています。
特に屋根の色や建築様式により、それに合った軒樋を選びます。
軒先を目立たせたい場合・反対に軒先を目立たせたくない場合、
褪色しにくい樋や高価・安価な樋など様々な種類があります。
材質としては、塩ビを始め、ステンレス・アルミ・銅等があり、
塩ビには鉄芯入やカーボン樹脂入などもあります。
メーカーとしては、
塩ビでは、積水化学・パナソニック・電気化学・三菱・タキロン等、
ステンレス・アルミ・銅等では、タニタ・井上商事・中川テクノ・オーティス等があります。
規格としては、大きく分けて3種類あり、
下図左より半丸タイプ・平行タイプ・前高タイプがあります。
左2つ(半丸タイプ・平行タイプ)については、左右対称なので、
部材は止りや曲りについては左右・外内の違いはありません。
問題の大きさですが、これは雨量・風量・勾配等の様々な条件により、
適切な樋が異なってきます。もちろん金物のピッチや厚みも変わってきます。
これについては、別のページで詳しく述べたいと思います。