『雨とい』の仕組み - 止り -
軒樋には、片方がふさがったような樋はないので、
必ず端に止り・エンドと呼ばれるこの部材が使用されます。
曲りなどと同じく、
平行樋では、左右どちらでも同じ止りでいいのですが、
前高樋では、軒先に向かって左と右で止りの形が異なります。
補修等で、軒樋の片方だけを替える場合には、
この左右のどちらかを必ず確認してもらわないと、上手く接続できなくなるのです。
また、よく問い合わせのある片方がふさがっている上合・集水器ですが、
商品として規格が存在しないため、必ず軒を通して止りを付けて頂く形になります。