高耐候カラーパイプ

2005-02-01

昨今、建材製品について、紫外線による色褪せ・色焼けを防ぐため、
様々な高耐候製品が発売されてきております。

高耐候化というのは、色の濃い製品は紫外線を吸収するため、
色褪せが目立ち、色褪せしてからは色焼けを起こしていきます。
又、薄い色は色褪せは殆どありませんが、色焼けが最初から進行していく形になり、
グレーっぽくなる現象が多く認められております。
そこで、表面に紫外線防止用の皮膜を塗ることにより、色褪せ・色焼けを少なくする
商品が各メーカーより発売されております。

クボタ松下電工外装においては、屋根材である平板瓦の高耐候化が進んでおり、
松下電工においては、軒樋だけでなく汎用竪樋である丸の60φにおいても
高耐候化されております。

カラーパイプにおいては、積水化学工業が濃い色であるココア色においてのみ
高耐候化しておりましたが、薄い色である、シルバー色・ホワイト色においては、
色褪せが少ないため、高耐候化されておりませんでした。

そこで、ホワイト色・シルバー色の残りの2色においても高耐候化することにより、
色焼けまでの時間をも長くすることのできるパイプが新発売されることになったのです。

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